http://www.asahi.com/international/update/0918/TKY200809170325.html
(朝日)
(朝日)
マレーシアのアブドラ首相と野党指導者のアンワル元副首相が政権をめぐり神経戦を繰り広げている。アンワル氏は与党連合の下院議員31人が野党側に寝返り、過半数を確保したとして政権移譲を要求。首相は拒否している。
アンワル氏は16日、記者会見で「新政権をつくるのに必要な議員を確保した」とし、政権移譲に向けた会談を首相に申し入れたと述べた。議員名は「与党に残るよう脅迫される恐れがある」として明らかにしなかった。連邦下院(定数222)の現議席数は与党138、野党82。
9月16日は1963年にボルネオ島のサバ、サラワク両州が参加してマレーシア連邦が発足した日。アンワル氏は、開発の遅れや石油採掘収入の分配などで不満を持つ両州選出議員を寝返らせ、同日までに初の政権交代を実現すると公言していた。
実際には16日の政権交代はできなかったが、アンワル氏は与党議員を揺さぶるため「過半数の議員確保」を発表したともみられ、17日にはサバ進歩党が「与党連合を離脱し、中立の立場を取る」と表明。首相に痛手となった。
アブドラ首相は「本当に議員を寝返らせたなら有権者に公表し、首相官邸に乗り込んでくればいい」と切り捨てるが、首相の足元もぐらついている。総選挙での退潮の責任を問われた首相は7月、10年半ばにナジブ副首相に政権移譲すると発表。与党内の引き締めに躍起だが、「10年の移譲では遅すぎる」(ムヒディン通産相)との声も出ている。首相は17日、ナジブ氏への移譲が早まる可能性もあると記者団に語った。
この記事のトラックバックURL
http://newsnanax.blog60.fc2.com/tb.php/110-800878b0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック


