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http://blogs.itmedia.co.jp/kurikiyo/2008/10/post-8538.html
(風雲!たけし城」のフォーマットは著作物か ITmedia)

日本のTBSが「風雲!たけし城」に酷似した番組を放送され、著作権を侵害されたということで米ABCを相手取りカリフォルニア連邦地裁に訴えを起こしたそうです(参照記事)。

米ABC当該番組はYouTubeで"Wipeout!"をキーワードにして検索すると観ることができますが、確かによく似ています。

なお、日本では仮に酷似した番組を制作・放送されてしまっても著作権法に基づいて訴えるのは難しいでしょう。番組のアイデアそのものは著作物ではないからです。もちろん、美術の著作物たるセットをコピーしたりすれば著作権侵害に問える可能性がありますし、番組の名前等が類似していれば商標法とか不正競争防止法が関係してくる可能性もあるかもしれません。また、一般不法行為に問える可能性もあるでしょうが、フォーマットを真似しただけで著作権侵害とするのは厳しいと思います(もちろん、業界の仁義に反するという点は別論)。

しかし、今回は米国の裁判所への訴えです。欧米(少なくとも英米)では、テレビ番組のフォーマットを取引する(しかも結構巨額な金銭が動く)ということが商慣習として長く行われてきてますので、権利侵害を認めてくれる可能性は高いと思います(現実的にどのあたりからアウトになるのかはよく知りませんが)。(追加:米国でも著作権法の枠組みで扱われるかどうかもちょっと気になってきました、調べときます)

そもそも、TBSも、たとえば「クイズ100人に聞きました」のフォーマットを米国のテレビ局(あるいは制作会社)からライセンスしているはずです。元番組は"Family Feud"という番組で、「100人に聞きました」はセットから構成からこの番組とほぼ同じです。そういえば、当時、「司会の関口宏が出場者に対して片肘ついて話しかけるのが態度が悪くて不快」という投書が新聞に載ったのを見たことがありますが、あれは、アメリカ人司会者のやり方をそのままコピーしていたわけです。

というわけで、米国の番組のフォーマット使うために金を払ってきたTBSとしては自社番組のフォーマットを米国のTV局に勝手に使われたのではやってられませんので、訴えも当然と言えるでしょう。

余談ではありますが、最近では、「クイズ・ミリオネア」が番組フォーマットのライセンシングの事例として有名ですね。元々は英国の番組”Who wants to be a Millionaire”ですが、世界100カ国でライセンスされ、世界で最も広くフランチャイズされた番組だそうです(ソース(Wikipedia))。

ところで、米国版”Who wants to be a Millionaire”の初代司会者のレジス・フィルビン氏ですが、微妙にみのもんたぽいので「司会者の顔もフォーマットの一部かよ」と思ったことがあります(なお、現在の米国版の司会者は別の人(女性))。



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