http://www.asahi.com/national/update/1113/OSK200811120119.html
(朝日)
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大阪市のウナギ輸入販売会社「魚秀(うおひで)」と神戸市の水産物卸売会社「神港魚類」が中国産ウナギのかば焼きを国内産と偽って販売した事件で、兵庫、徳島両県警は一両日中にも魚秀の中谷彰宏社長(44)らを不正競争防止法違反容疑で本格的に取り調べる。両県警は、仲卸業者をだまして3億円余りの利益を得ていた詐欺容疑での立件も目指す。
両県警の合同捜査本部によると、取り調べの対象は中谷社長や神港魚類のウナギ担当課長(40)ら7人前後。捜査本部は7月、魚秀本社などを同容疑で家宅捜索し、押収した資料の分析や関係者の任意聴取を続けていた。
捜査本部によると、中谷社長らは魚秀と親会社の「徳島魚市場」(徳島市)が輸入した中国産かば焼き約256トンを架空会社「一色フード」が製造したかのように装い、愛知県「三河一色産」と偽装。3〜4月、このうち約50トンを神戸市内の仲卸業者など約30社に売却するなどし、不正な表示のかば焼きを市場に流通させた疑いが持たれている。
捜査本部は、徳島魚市場のウナギ担当でもあった中谷社長が売れ残った中国産かば焼きを処分するため、神港魚類の課長らと共謀して偽装を計画したと判断。高松市内の倉庫で国産用の箱に詰め替え、東京の二つの商社を帳簿上で経由させて神港魚類に売り渡した後、仲卸業者に売却する複雑な方法で偽装がばれないよう工作したとみている。
また、当時の中国産かば焼きは256トンで約4億4千万円だったが、魚秀は神港魚類に約7億7千万円で売り渡して約3億3千万円の利ざやを得ていたとされる。
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