http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20080815-OYT1T00637.htm
(読売)
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西国二十七番札所の天台宗書写山円教寺(えんぎょうじ)(兵庫県姫路市)開山堂の本尊・性空(しょうくう)上人坐(ざ)像(鎌倉時代)の頭部に、人骨のようなものを入れたつぼがあるのがX線撮影でわかり、奈良国立博物館(奈良市)が15日、発表した。
同寺の歴史を記した文献から、同博物館は「上人の遺骨の可能性が高い。僧侶の遺体、遺灰をまつる中国文化の影響を受け、納めたのだろう」としている。
上人坐像は高さ89・5センチの寄せ木造り。同博物館のX線撮影で、頭部に木箱(高さ、幅、奥行き各13センチ)に入ったガラス製とみられる球形のつぼ(高さ約10センチ)があることが判明。つぼの中には、人骨のようなものが写っていた。
性空上人は、平安中期の966年に書写山(姫路市)に入り、後に円教寺を開いた。文献によると、1007年の没後、上人の肖像(木彫)が作られたが、1286年の火災で焼失。焼け残った像の中から上人の遺骨が入った瑠璃(るり)(ガラス)のつぼが見つかり、1288年に像を再興した際、再度、つぼを納めたと記されている。
上人坐像は、同博物館で9月28日まで開催中の特別展「西国三十三所 観音霊場の祈りと美」(同博物館、読売新聞大阪本社など主催)で展示。今月17日午後2時から、同博物館で調査結果の解説がある。
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