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http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20080910-OYS1T00379.htm
(読売)
大分県の教員採用を巡る汚職事件で、収賄罪に問われている前同県由布市教育長(元県教委教育審議監)二宮政人被告(61)の初公判が10日、大分地裁(宮本孝文裁判長)で開かれ、二宮被告は「間違いございません」と起訴事実を全面的に認めた。

 検察側は、二宮被告が2003年から自ら不正を指示していたことを明らかにした。

 検察側は冒頭陳述で「大分県ではかねてより(県教委の)教育審議監や義務教育課長に対し特定の受験者を合格させるよう依頼があり、受験者の順位を上下させていた」と指摘。さらに、証拠申請して採用された元県教委義務教育課参事・江藤勝由被告(52)(収賄罪で公判中)の供述調書を朗読し、詳細を明らかにした。

 調書によると、江藤被告は「(06年7月の)07年度の1次試験までは、本来の点数である素点表を富松哲博課長(現教育審議監)に渡し、特定の受験者名に印が付いて返ってきた」と説明。さらに「その後は二宮被告からも直接、受験者の名前を書いたメモを渡された。2次試験でも同じように素点表を作り、2人に見せた。指示があった人はすべて合格させた。07年度試験は最終的に20人くらいになった」と供述したという。

 検察側は二宮被告の供述調書も朗読し、不正が少なくとも02年から行われていた実態を指摘した。

 二宮被告の調書によると、02年4月に県教委の教職員第1課長(現義務教育課長)になった二宮被告は「5〜6月になると、合格を依頼する電話や訪問を受けた。(依頼された)受験者数は30人以上あった。上司に相談すると『人事担当者に回すと良い』と言われた」と供述した。

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